フィリピン統一選挙3

→続き
しかもさらに残念なこと。。。。

メイヤー(市長)に立候補していたJさんMさん

議会の現メンバーとして名を連ねていたけれど、
ミーティングへの出席率は低く、前評判のよくなかったJさん
先日の日記で書いた「vote buying」をしまくっていたのでも有名で、
応援チームのリーダーにお金を渡し、1軒につき500ペソを配らせていた彼。

その一方で、現メイヤーとして街のみんなに慕われていたMさん
「汚いお金は絶対に使いたくない。もしもそれで負けたとしても、
私は胸をはって、堂々と街を歩くことができるから。」と、
地道な選挙活動をしていた彼。


結果どちらが当選したか・・・・・・。


・・・・・・・。


そう、賄賂を使いまくったJさん。
彼が次期メイヤーとして当選。


まじですか(;_;)

なんなんすか、これ。(;_;)


選挙前に、この候補者2人の白黒具合のうわさはうちも聞いていたけれど、正直なところ
(そんな賄賂を堂々と配りまくってる人が当選するわけないやん。評判もめっちゃ悪いし)
なーんて思ってて、楽観してた部分があり。


この結果はかなりショック。



ダディの落胆具合は半端なく、
「向こう3年は、彼が代表になるんだよ。
 僕の住んでいる街でなにをやらかすか、正直すごく不安だ。」
選挙から数日たった今も、ふとつぶやいていたり。

唯一の救いは、バイス・メイヤー(副市長)にすんごくマトモで正義感の強い、
元議会メンバーの一人が当選したってことでしょうか。
(この方の奥さんもめちゃいい人で、
 私の両親が来たときの夕食会にも参加してくれていて、私の両親の手を握り締め
 「娘さんのことは、この村のみんなでしっかり面倒見るから!安心しなさい!」って
 ものすご力説してくれていたおばちゃん。・・・ありがとう(^^*)


そんなこんなで、今後の議会の動きがすごく気になってくるところ。


「ってかそもそも、誰が誰に投票したかなんて実際は分からないじゃない?」
「賄賂配られたとしても、自分が正しいと思う人に投票する選択やって十分あるでしょ?!」

っていう疑問を、フィリピン人の同僚にぶつけたところ、


続く→
(※長いですね;いやもうそんだけ衝撃的だったんです・・・;)


@どろどろした話とは裏腹な、、、、とってもPOPCUTEな投票所(笑)